「じぶんの好き」は、誰かの力になる—特別講義を行って感じたこと➖

「じぶんの好き」は、誰かの力になる—特別講義を行って感じたこと➖

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先日、小学生約20名、高校生約40名を対象に、特別講義を行わせていただきました。テーマは「アート分野での仕事と生き方」。私自身の原体験を通して、進路選択や将来の働き方についてお話ししました。成功だけでなく、挫折や失敗から学んだことも共有しながら、「好きなことを大切にすること」の大切さを伝えました。


伝えたかったメッセージ

講義で一番伝えたかったのは、「じぶんの『好き』は、誰かの役に立つ」ということです。
今の自分が好きなものを大事に、そしてその「好き」自体を大事にすること。それを応援してくれる人や環境を大切にすること。それが、未来の自分や誰かを助ける力になる、という思いを話しました。

私自身、アートやクリエイティブな分野で活動してきた中で、多くの壁にぶつかりました。けれど、その過程で得た学びが今の私を作り、同時に私の「好き」を社会に役立てる道を切り拓いてくれたと思っています。


講義を通して感じたこと

講義を終えた後、休み時間にわざわざ話を聞きにきてくれた生徒たちがいました。
「自分も絵を描いている」
「クリエイティブな仕事に興味がある」
そんな言葉を直接聞けたことが、何よりも嬉しかったです。

人前で話すのは得意ではありません。自分の言葉がちゃんと伝わっているのか、まだまだ自信が持てない部分もあります。それでも、話した内容が少しでも生徒たちの心に響き、背中を押すきっかけになれていたら本当に幸せです。


学びの場から生まれる希望

今回の特別講義を通じて、私自身も新たな学びと刺激を受けました。
「伝える」という行為は自分の中にあるものを再確認し、より深く掘り下げるきっかけになります。自分の過去を振り返ることで、次世代に何を残していけるのか、何を伝えるべきかを改めて考えさせられました。

未来を担う若者たちが、自分の「好き」を信じて一歩踏み出す勇気を持てるよう、私もこれからも活動を続けていきたいと思います。


小学生、高校生たちの真剣な表情やキラキラした目が今も心に残っています。これからも、アートやクリエイティブな仕事を志す人たちにとって、少しでも力になれるような活動をしていきます!